省エネ家電に買い替えよう
近年、災害の頻発や地球温暖化によって、エネルギーの安定供給の確保が急速に必要となっています。 皆が快適にエネルギーを使用できるように、エネルギー効率の良い省エネ家電に買い替えて 地球にも家計にもやさしい「エコ活動」を始めましょう!
家電ごとのエネルギー消費
【家庭における家電製品の一日での電力消費割合】
出典:「平成30年度
電力需給対策広報調査事業」
(https://www.meti.go.jp/meti_lib/report/H30FY/000385.pdf)をもとにエクスプライス株式会社作成
世帯あたりの用途別エネルギー消費量は、冷蔵庫・テレビ、照明などの「動力・照明他」項目が約3割を占めており、次点で給湯を始めとした炊事や洗濯機、温水便座などのその他電力が2.8割近くです。また、冬の暖房や給湯などでかなりのエネルギーを消費しています。 主要な家電を省エネタイプに買い替えて、電気代を節約しましょう!
家電の年間電気代を計算するには
以下の計算式でおおまかな1年間の電気代を出すことができます。
「年間消費電力または期間消費電力」×「電力量料金(31円/kWh)」※
※電力量料金は「公益社団法人 全国家庭電気製品 公正取引協議会」により、電気料金の目安単価を31円に改定。(2022年7月22日~)
各家庭の使用実態や電力会社等によってその金額は異なります。
エアコン
10年前と最新型のエアコン比較
【SHARP AY-C28SDとAY-P28Xの比較】
冷暖房兼用・壁掛け形・冷房能力2.8kW・寸法規定クラス
期間消費電力量は、JIS C 9612:2005に基づく通年エネルギー消費効率(APF)から算出された試算値です。
年間電気代は、年間消費電力量に電気料金目安単価31円/kWh(税込)を乗じて算出した目安です。
※各家庭の使用実態や電力会社等によってその金額は異なります。
エアコンは対応畳数が決まっているため、設置する部屋の広さに合った製品を選ぶことも大切です。
加えて、省エネ運転モードやセンサー機能などの機能では、自動で温度設定を切り替えて常に最適な室温にしたり、人の動きなどをキャッチして運転を行ったりする便利な機能もあります。
冷房や暖房を使いすぎる…なんてことが減り、より電気代も節約できます!
また、エアコンのフィルターが目詰まりしていると冷房・暖房の効率が下がり余計な電気代がかかってしまいます。
年に一度、エアコンのフィルターを掃除することも大切です。
当店おすすめのエアコン
冷蔵庫
定格内容積501L以上の製品の比較
【SHARP SJ-55W-BとSJ-GA50E-Wの比較】
年間消費電力は、一定の条件下で行われた試験結果をもとに算出した目安です。(JIS C 9801-3:2015に基づく)
年間電気代は、年間消費電力量に電気料金目安単価31円/kWh(税込)を乗じて算出した目安です。
※各家庭の使用実態や電力会社等によってその金額は異なります。
冷蔵庫は庫内の容量が大きいほど、効率よく冷やすことができます。
一般的に、冷蔵庫内の冷却方式や定格内容積などの要素で、省エネ基準達成率が決められています。省エネ基準達成率がより高い数値のものほど、省エネ性が高くなります。
例えば4~6人家族や、それ以上の場合は大型モデルを検討することが多いでしょう。
その場合は、最新モデルを選ぶ方がより省エネ性能が高いので、日々のランニングコストを抑えることができます。
当店おすすめの冷蔵庫
テレビ
32Vテレビの場合
【東芝 32ZP2と32S24の比較】
一般家庭での1日あたりの平均視聴時間4.5時間、平均待機時間(EPG取得時間を含む)19.5時間を基準に算出した数値。
年間電気代は、年間消費電力量に電気料金目安単価31円/kWh(税込)を乗じて算出した目安です。
※各家庭の使用実態や電力会社等によってその金額は異なります。
テレビには「有機ELテレビ」と「液晶テレビ」の2種類があります。
有機ELテレビは、映像をより綺麗にくっきりと表示することができますが、より電気を消費しやすくなってしまいます。
液晶テレビは、有機ELよりも電力消費が少なく、製品の値段も比較的安価なものが多いです。
年間消費電力量は、画面サイズが大きいものや、より便利な機能が多いものほど大きくなっていきます。待機時の消費電力に関してもチェックしたいポイントです。
より省エネ性能の高いテレビを選びたい方は、省エネ基準達成率もチェックしてみましょう。
当店おすすめのテレビ
温水洗浄便座
【Panasonic 瞬間式:DL-PRTK20とDL-AWM600の比較】
【Panasonic 貯湯式:DL-MD20-WSとCH941Sの比較
年間電気代は、年間消費電力量に電気料金目安単価31円/kWh(税込)を乗じて算出した目安です。
※各家庭の使用実態や電力会社等によってその金額は異なります。
【瞬間式の場合】
【貯湯式の場合】
参考:一般財団法人家電製品協会「スマートライフおすすめBOOK 2020年度版」
※ご家庭で使用している商品や使用状況によって電気代の削減額は異なります。
温水洗浄便座は、洗浄水を温める「貯湯式」と「瞬間式」の2種類があります。
「貯湯式」はタンクの中の水をヒーターで温め、その温水を保温するための電気代がかかります。
「瞬間式」は貯湯式とは異なり、タンクがありません。使用するごとに瞬間湯沸器で温めるので保温にかかる電気はありませんが、一気に水を温めるため一瞬大きく電気を必要とします。
どちらも省エネ性能は大きく上がっており、最新の温水洗浄便座に買い替えるだけで大きく電気代を削減できます。
当店おすすめの温水洗浄便座
電気ポット
VE電気まほうびんと電動ポットの比較
【象印 CD-WZ40とCV-GC40の比較】
年間電気代は、年間消費電力量に電気料金目安単価31円/kWh(税込)を乗じて算出した目安です。
※各家庭の使用実態や電力会社等によってその金額は異なります。
VE電気まほうびんは、本体が二重構造でその間が真空になっています。
保温性が高く、沸かしたお湯が冷めにくい性質です。再度加熱する回数が少なくなるため、電気代の節約におすすめの電気ポットです。
VE電気まほうびんではない電気ポットをお使いの方は、保温状態で長時間使用するよりも、プラグを抜いておいてお湯を使用する時に再度沸騰させる方が消費電力を節約できます。
当店おすすめの電気ポット
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照明器具
一般電球と電球系LEDランプの比較
出典:「スマートライフおすすめBOOK 2022年度版」
https://ondankataisaku.env.go.jp/shinkyusan/ledlight01.html
照明は、蛍光灯器具よりもLEDシーリングライトに変更すると大幅に消費電力を削減することができます。
長い期間使用すればするほど、電気代を節約できます。テレワークをする方や自宅で過ごす時間が長い方は、LEDシーリングライトへの買い替えを検討してみましょう。
LEDシーリングライトだと光源の寿命も蛍光灯より長く、コスト削減になり電気代を節約することができます。
当店おすすめの照明器具
簡単!調理家電の省エネ節約方法
キッチンで使用する炊飯器や電子レンジは、コンセントをこまめに抜くなどの小さな工夫で省エネ節約ができます。
保温などの電気を使用する電気ポットよりも、電気ケトルでお湯を沸かして魔法瓶などで保温して節約したり、給湯器なども使わない時は電源を切るなど、
キッチンでかかる電気代は少なくないだけに、気を付けたいポイントです。
炊飯器
炊飯器は保温時間をなるべく短くすることがポイントです。
保温に大きく電気代がかかってしまうので、タイマー機能などを活用して食事のタイミングでご飯が炊きあがるように設定するなどの工夫が大切です。
また、使用しない時はコンセントからプラグを抜き、待機電力の節約に努めましょう。
炊飯器の中にはエコ炊飯など、電力の消費を抑えるために火力を抑えて炊飯する機能もあります。
エコ炊飯や省エネモードなどの機能を活用して、省エネ対策を積極的に行いましょう。
当店おすすめの炊飯器
電子レンジ・オーブンレンジ
解凍モードや調理メニューなど豊富な機能が増えてきた電子レンジ・オーブンレンジ。
レンジ自体は大きく電気代がかかることはありませんが、レンジを使用することで料理に使用する電気代を大幅に削減することができます。
野菜を茹でたりする際などは、水を沸かして茹でるよりも電子レンジで火を通した方が電気代が少なくなります。
また、電子レンジやオーブンレンジの中をこまめに掃除することも大切です。
庫内に汚れが付着していると熱効率が悪くなり、電気代も余計にかかってしまうことになりますので、しっかりと掃除をしましょう。