ビルトインコンロは毎日使うものだけあって、失敗したくない買い物ですよね。
ビルトインコンロの購入を考えている方や、買い替えようとしている方必見!
最新コンロ事情から選び方、お手入れ方法までを徹底解説します。
最新コンロ事情
最新のビルトインコンロにはメニューにあわせた自動調理機能、オートグリル機能、簡単で美味しいガス炊飯 などが付いています。
料理好きの方はもちろん、料理があまり得意ではないという人にこそオススメの設備です。
この記事では、最新のビルトインコンロについている機能を具体的に紹介していきます。ビルトインコンロの設置にお悩みの方は必見です。
※ 搭載されている機能は商品により異なりますので、事前に商品ページ・メーカーページ等をご確認下さい。
最新機能をご紹介!ビルトインコンロで料理の幅がグンと広がる
最新のビルトインコンロを取り入れることで、料理の幅が一気に広がったと感じている方は少なくありません。
ビルトインコンロの最新機能や取り入れるメリットを、具体的に紹介しましょう。
インストールされたクッキングメニューで失敗知らず
最新のビルトインコンロのハイグレード機種にはクッキングメニューがすでにインストールされているため、メニューと火加減を選ぶだけで、自動で「どのくらいの時間の加熱が必要か」「火加減はどれくらいか」などを調節してくれます。この自動調理機能により、お好みの焼き加減で、失敗なく料理することができるのです。
下にもついたグリルのバーナーで手軽にメイン料理が完成
ダッチオーブンやココットプレートなど専用の調理器具に対応したビルトインコンロを選べば、お肉をパッと買ってきて、野菜と一緒にオーブンに突っ込むだけで、メイン料理が完成してしまいます。
また、最新のビルトインコンロのグリルの多くでは、バーナーが上だけではなく下にも付いているので 、焼いている途中に裏返すという手間も省け、調理中はほかのことを安心して行えます。
※ ダッチオーブンやココットプレートは通常別売となります。対応している調理器具は機種により異なりますので、事前に必ずご確認ください。
冷めても美味しいお米をガス炊飯で手軽に
最新のビルトインコンロには、ボタンひとつでご飯を炊いてくれる機能がついているものもあります。
ガス炊飯専用の炊飯鍋は必要になりますが、電気炊飯器を今まで使っていたという方も、最新のビルトインコンロに変えてからガス炊飯を行っているという方が増えています。
ガス炊飯は、冷めても美味しい!炊飯器とは仕上がりが違う!と言われています。
一般的な電気炊飯器では炊きあがるまでに1時間ほどかかるのに対し、ガスコンロなら30分程度でパパッと調理できるので、炊き忘れてしまった!というときでもすぐに食事を始められる点も魅力です。
ビルトインコンロの安全機能
キッチンと一体型のビルトインコンロは、スタイリッシュでさまざまな機能がついている点も魅力ですが、安全性の高さにも注目が集まっています。
ビルトインコンロの安心と便利機能のふたつの柱を両立させるのが、温度センサーと炎検知センサーです。
こちらでは、調理油過熱防止装置、立ち消え安全機能、消し忘れ消火機能といったビルトインコンロの安全機能についてご紹介します。
ビルトインコンロに搭載されている安全機能
現在、日本国内で販売されているコンロには、安全性を高めるためのセンサーがすべての口に搭載されています。
具体的には、炎を検知するセンサーと、温度を計測するセンサーが重要な役割を担っています。
ビルトインコンロに搭載されているのは、鍋底の温度を感知し、立ち消えを防止するこのふたつの機能が、高い安全性を実現しています。
調理油過熱防止装置で揚げ物も安心
ビルトインコンロを含め、ガスコンロを使った調理で火事の心配が1番大きいのは、油を使った揚げ物などでしよう。
揚げ物油が異常に加熱されてしまうことによって炎が上がり、あっという間に火災に繋がってしまうというケースは、数十年前、火災の最も大きな原因として問題視されていました。
しかし、現在この調理油過熱防止装置がビルトインコンロに搭載されるようになり、安全性がグンと高まったのです。
国の定めた安全基準により、センサーが鍋底の温度を感知し続け、鍋底の温度が250度を超えると自動的に火が消えるようになっています。目を離したすきに油から発火するという事態を防いでくれるので安心です。
思わぬ引火を防ぐ!立ち消え安全機能
風や吹きこぼれ、煮こぼれなどが原因で火が消えてしまったときに、自動でガスを遮断してくれる機能が、立ち消え安全機能といわれるものです。
火が消えてしまったにもかかわらず、ガスが出続けると次に火をつけた際に思わぬ引火や大きな火が起こることがあり、非常に危険です。
自動的にガスを止める機能がついていることで、料理中にありがちな吹きこぼれが起きても安心です。
消し忘れをしても大丈夫!消し忘れ消火機能
ビルトインコンロを使ううえでやはり1番怖いのが、火の消し忘れではないでしようか?そんなお悩みを解消してくれるのが、消し忘れ消火機能です。
一定時間を超えると、自動で消火するのは業界の安全基準となっており、国内のビルトインコンロやガスコンロのほとんどに標準搭載されています。
ガスタイプ別の特徴
一般の家庭で使われているガスタイプは、主に都市ガスとプロパンガスの2種類です。
見た目はまったく同じでも、内部の構造が違うため、間違ったガスタイプのビルトインコンロを選んでしまうと設置ができません。また、無理に接続してしまうと思わぬ事故につながってしまいます。
ビルトインコンロを選ぶ際は、必ずガスタイプをチェックしましょう。
都市ガスとプロパンガスの特徴や違いについてご紹介します。
ビルトインコンロ購入時には都市ガス用かプロパンガス用かをチェック
ビルトインコンロを購入する際のチェックポイントはいくつかありますが、必ずチェックが必要なのが、ガスの種類です。
ビルトインコンロを含め、ガスコンロは都市ガス用のものとプロパンガス用に分かれているため、必ず契約しているガスの種類に応じた製品を選びましょう。
内部の構造が異なっているので、見た目がまったく同じでも、ガスタイプが合っていなければ使えないのです。
チェックを怠ってしまうと、別のガスタイプ対応の機種を購入してしまい設置できない!という事態になってしまう可能性も。
また、万が一無理に接続してしまうと一酸化炭素中毒や火災、異常点火による火傷などの事故につながりかねません。
プロパンガスと都市ガスの特徴・違いをご紹介
プロパンガスと都市ガスの違いは以下のとおりです。
プロパンガスは都市ガスよりも火力が強い
まず、もっとも大きな違いといわれているのが火力の違いです。
プロパンガスは都市ガスの2,23倍も火力が強い、つまり熱量が大きいとされています。
待に、炒め物をするときなどは、火力が強いほうが料理しやすいといえるでしょう。
強い火力が必要な中華料理店などでは、見た目や味をよくするため、都市ガスエリアであってもブロパンガスを使用している方もいるほどです。
日常的な料理でガスによる火力の違いを重視することは少ないですが、熱量はプロバンガスのほうが強いということは事実です。
災害時には都市ガスよりもプロパンガスが強い
災害時に復旧が早いのはプロパンガスです。プロパンガスに対応している家屋には必ずボンベが設置されています。
災害時にこのボンベが倒れたり、配管が傷ついたりしても、修復に大きな工事は必要ないので数日で復旧が見込めます。
一方都市ガスの場合、ガスの配管が地中に埋まっています。都市全体でダメージを受けてしまうとすべてが直るまでは、各家庭へガスが届かないことになります。
災害大国である日本に住んでいる以上は、災害時の備えは必要です。数日で復旧したという実績もあるプロパンガスの魅力が見直され、新築時やリフォーム時には、プロパンガスを採用するという方も少なくありません。
都市ガスでは、料金公開が一般的
都市ガスでは、料金公開が一般的です。
ホームページやパンフレットを見れば料金が表示されている事が当たり前となっています。
しかしながら、プロパンガスでは自由料金制となっている為、販売店がコストと利益を考感して料金を決定します。
このことからもプロパンガスは一般的に競合が少なく、料金が高値となっている場合が多いです。
プロパンガスと都市ガスの料金比較を行う為には、熱量を考慮する必要があります。プロパンガスと都市ガスでは熱量が違い、ブロパンガスの方が火力が強いです。
その差がおおよそ、プロバンガス=都市ガス×2.23となります。
よくあるガス料金比較では30%ほど都市ガスの方が安い傾向があります。
都市ガスでは、ガスボンベを配置することが無い
都市ガスでは、ガスボンベを配置することが無いので景観を崩しません。
プロパンガスでは必須となるガスボンベの設置ですが、都市ガスは地下配管となっている為、小さなガスメーターが見えるだけで、すっきりして場所もとりません。
都市ガスのマッピングシステム連携
都市ガスでは、マッピングシステムとの連携で、防災センターや保安指令質のホットラインが確保されています。
24時間体制で緊急時の対応が可能な為、非常に速い段階で安全への配底が行われます。
ご家庭にあった選択を
プロパンガスも都市ガスもどちらもメリット・デメリットがあり、ご家庭にあった選択をすることが重要です。
一度選択したガスを解約してから別のガスを契約するとなると手続きや工事に時間がかかります。導入初期の段階でそれぞれの特徴をよく比べてみましょう。
ビルトインコンロのグリルとは?機能や特徴を紹介
グリルといえば、水張りが面倒、焦げ付く、裏返しが面倒、つい魚を焦がしてしまったことがある、などの面倒なイメージを持った方も多いのではないでしょうか。
しかし、グリルは近年大きく進化しています。ほぼ全ての機種は水不要で、ミドルグレード以上の機種には上下バーナーがついていることで裏返しも不要!
パーツもシンプルになり、掃除もカンタンになっています。
その上、特にハイグレード機種では便利な調理機能も充実!こちらではそれらの機能の特微や活用方法をご紹介します。
ビルトインコンロのグリルの魅力的な機能と特徴
ビルトインコンロとは、キッチンと一体化したタイプのコンロのことです。
ビルトインコンロには、掃除のしやすさや見た目のスタイリッシュさなどさまざまなメリットがありますが、ビルトインコンロの魅力はそれだけではありません。
ビルトインコンロのグリルにも魅力を感じている方が多いのです。
特に、ご家族が多いという方やお料理好きの方には、機能性の高いハイグレード機種のグリルが人気です。
特に人気の高いグリルの機能・特徴をご紹介しましょう。
両面焼きは時短に効果的
従来のビルトインコンロについていたグリルは、上にバーナーがついている「片面焼き」が主流でした。
そのため、両面焼きをしたい場合2倍の時間がかかってしまうのがデメリットでした。
最新のミドルグレード以上のビルトインコンロは、上火だけではなく、下からも加熱する下火のバーナーが搭戦されていて、両面焼きに進化しています。
焼き目が上下きれいにつくため、時間も短縮でき、忙しい方にぴったりです。
水なし調理のタイブが増えお手入れが簡単
従来のビルトインコンロのグリルは、水を張って使用するものがほとんどでした。
そのぶんお手入れの手間がかかるのがデメリットでしたが、最新のビルトインコンロについているグリルは水なしでもグリルを使えます。
網の上に食材をのせるだけで簡単に調理ができ、手軽になったのです。
オートグリル機能で手軽に調理
ビルトインコンロのグリルには、自動で魚などを焼いてくれる「オートグリル機能」がついていることがほとんどです。
特に焼き魚の場合、姿焼き、切り身、干物など焼き魚の定番の種類がメニューとして準備されているので、コースを選択したあとに焼き加減を選ぶだけで簡単に調理できます。
火加減や焼き時間も、すべて自動で調節してくれるため、食材を網に載せれば、あとは待つだけです。調理中にひっくり返す作業も必要ないため、とても手軽で安心です。
ワイドなグリルはパーティーに大活躍
ビルトインコンロのの中には、グリル幅が広いワイドサイズのタイプもあります。
大きめのピザのほか、ココットプレート・ダッチオーブンなどの調理器具に対応した機種であればグラタンなどもグリルで手軽に調理できパーティーには大活躍でしょう。
ゴトクとは?素材別の特徴やお手入れ方法
ビルトインコンロのパーツのひとつであるゴトクとは、フライバン・やかんなどを置くための金属性の台のことですが、油汚れやコゲがつきやすく汚れが蓄積しがちなパーツです。
時間が経つと汚れはどんどんと取れにくくなってしまうので、目頃のお手入れが非常に重要です。
ゴトクにはステンレス製のものと、ホ一ロ一製のものがあります。それぞれの特徴と、素材や汚れのレベルに合わせたお手入れ方法についてもご紹介します。
ゴトクの種類2つとそれぞれの特徴
ゴトクとは、コンロについているフライパンややかんを置くための、金属製の台のことです。ビルトインコンロのパーツのひとつですが、ゴトクは火の近くで使うために、油汚れやコゲがつきやすく、ついつい面倒くさくて掃除を怠ってしまう方もいるようです。
正しいお手入れ方法を知るためにも、まずはあなたが使っているビルトインコンロのゴトクの種類と特徴を知っておきましょう。
シルバー系はステンレス素材!変色しやすいが耐久性が高い
ピカピカしていて、シルバー系の素材であれば、ステンレス製のゴトクだといえます。
ステンレス素材は、ホーロー素材と同様に汚れはつきますが、見た目がスタイリッシュなのがメリットです。
高級感のある見た目と耐久性の高さがメリットで、先端部分が加熱を繰り返すことによって変色しやすいことがデメリットです。
ブラック系はホーロー素材!汚れが目立ちにくいがサビやすい
ゴトクがブラック系であれば、ホーロー製のゴトクでしょう。
塗装されているためお手入れが楽で、傷や汚れが目立ちにくいのがメリットですが、長期間使っているとサビてくるのが難点です。
ビルトインコンロ・ゴトクのお手入れ方法
それでは、素材別に適したゴトクのお手入れ方法をご紹介しましょう。
ステンレス素材はステンレスクリーナーがおすすめ
ゴトクがステンレス木材の場合は、ステンレスクリーナーを使うのがおすすめです。
ステンレスは、錆や汚れなどに強いという特徴がありますが、熱には弱いため、ゴトクに使用されると変色が現れやすいといったこともあります。
ステンレス専用のクリーナーを使うことで、ステンレスならではの輝きと、スタイリッシュさを保てるでしょう。
ホーロー素材は使うたびのお手入れ&重曹水スプレー
ビルトインコンロに使われているゴトクの多くは、ホーロー素材です。
ホーロー素材のゴトクは、使うたびにササッと掃除するのがよいでしょう。汚れがたまってしまう前に、定期的にお手入れをするというわけです。
ホーロー素材のゴトクの手入れにおすすめなのが、重曹水スプレーを使っての掃除です。
軽い汚れであれば、重曹水をスプレーして、柔らかい布で拭き取るだけでピカピカになります。
重曹は研磨剤としての役割も果たすため、多少こびりついてしまった汚れでも対応可能です。
頑固な汚れに対しては、鍋にゴトクと重曹水を入れて火にかけ、2~3時間放置して汚れを落とすも効果的です。
この方法で掃除をする場合、ゴトクがとても熱くなっているので、取り出すときのやけどには十分ご注意ください。
そろそろガスコンロの交換時期?目安とチェックすべき項目
一般家庭用のビルトインガスコンロやガスコンロの耐用年数は約10年といわれています。
では、具体的にどのようなサインがあらわれた場合にコンロの交換を検討する時期といえるのでしょうか?
今回は、ガス器具メーカーが公表している交換時期の目安や寿命のサインについて詳しくご紹介していきます。
ガスコンロの寿命は10年
安全性の面から、ガスコンロの耐用年数は約10年といわれています。
実際には寿命はどれほど使用するか、どのような環境で使用されるかも、大きく影響します。
修理したとしても、すぐに別のパーツに問題が起きたり、修理が必要になったりする可能性が高いため、修理ではなく交換が推奨されています。
ガスコンロの不具合は事故などにつながり、安全に使えないこともあるため、10年程度で買い替えを検討するのがベストでしょう。
コンロがガス臭くなったら危険!
コンロがガス臭い場合は、ガスが漏れている危険があります。すぐに点検・交換することをおすすめします。
バーナーの異常サインを見逃さずに
勝手に火が消えてしまう、火が点きにくい、通常だと青い火の色が赤や黄色になっているなど、火を点けたときにいつもと違う様子になっていたら十分注意してください。
天板に異常がないかも要チェック
天板が割れてしまったり変色してしまっている場合も早めの交換しましょう。
丈夫に作られている天板ですが、強い衝撃を与えるともちろん傷ついてしまいます。割れている場合はケガの恐れもあり危険です。
ガラストップは重いものを上から落として角が当たるなど、一点に集中した衝撃で割れてしまうことがあります。長く快適に使うために、日ごろから大切に扱うようにしましょう。
ゴトクの変形、異常音などにも要注意
上記以外にも、ゴトクが変形したり、火を点けるといつもと違う音がしたりなど、これまでと違う様子が見られたら注意しましょう。
ガス器具は不具合などによって大きな事故につながることもありますので、少しでも「おかしいな」と思うことがあれば放っておかずに早めに点検・交換しましょう。
ビルトインコンロのお手入れ方法
毎日使うビルトインコンロは、つい掃除が面倒くさくなりがちですが、汚れがたまると劣化につながってしまいます。
そこで、キレイを保つために日々の簡単なお手入れ方法をご紹介します。
一番見えやすい天板はふきんやスポンジで水拭きます。
ゴトクは専用の洗剤(ステンレスゴトクの場合)もしくは重曹(ホーローゴトクの場合)をつけたスポンジで拭き取り、詰まると危ないバーナーは竹串や歯ブラシを活用しましょう。
こびりついた汚れはなかなかとれなくなってしまうので、使い終わったらすぐに掃除をすることが大切です。
※ 素材やメーカーによって適切な掃除方法は異なります。事前にメーカーサイトや取り扱い説明書などで確認しましょう。
ビルトインコンロのお手入れポイント2つ
キッチン一体型のコンロであるビルトインコンロは、すっきりとしたデザインとお掃除のしやすさで人気です。
しかし、毎目使っていると、どうしても水や油などが飛び、汚れがつきやすくなってしまいます。
ビルトインコンロのお手入れのポイントは、普段から少しずつメンテナンスすることです。以下で具体的に説明いたします。
使い終わったらすぐにササッと掃除
ビルトインコンロのお手入れで重要なのは、使い終わった後すぐに、ササッと掃除してしまうことです。
特に、油ハネという汚れの特徴からすると、そのままにしておくと、どんどんと取れにくくなってしまいます。使った後にササッと掃除するのが、最も簡単で効率がよい方法とされています。
汚れに合わせたお掃除アイテムを
ビルトインコンロをお手入れするうえで大切なのは、汚れの種類や材質を知って、それに合わせたお掃除アイテムを取り入れることです。
ビルトインコンロを傷つけず、長持ちさせるためにも、これは大切なポイントです。
ビルトインコンロのパーツ別お手入れ方法
ビルトインコンロを正しくお手入れするためには、パーツ別に考えるのがおすすめです。
基本的には、柔らかいふきんやスポンジ、台所用の中性洗剤などで十分ですが、細かいところは、歯ブラシやお手入れ棒などを使うとよいでしよう。注意点として、金属たわしやアルカリ性や酸性の洗剤は、使わないようにしましょう。
一番見えやすい天板はふきんやスボンジで水拭き
1番見えやすく汚れが目立ちやすい天板は、毎日使い終わったら、ふきんやスポンジなどで、ササッと水拭きしましょう。
サビを防止するために、乾拭きで仕上げるのがオススメです。そして、月に1回ほど、毎日のお手入れだけでは落としきれなかったビルトインコンロの汚れを、まとめて落としましょう。
スポンジや布に台所用の中性洗剤をつけて、汚れを落とすのがオススメです。ホーロートップやステンレストップなどの場合は中性洗剤の代わりにクリームクレンザーを使うことも可能ですが、傷や塗装剥がれにつながってしまうので頻繁には使わず、使う場合は強くこすらないようご注意ください。
ゴトクは素材に合わせて洗剤を選ぶ
ゴトクは、使い終わった後にササッと汚れを拭き取りましょう。
軽い汚れは柔らかいもので取ります。ホーローゴトクの場合は重曹水を付けてスポンジで軽くこすり、ステンレスゴトクの場合は専用クリーナーをつけて柔らかいもので軽くこすりましょう。力強くこすってしまうと、塗装が剥げてしまったり傷になってしまうのでご注意ください。
鍋に重曹水とゴトクを入れて火にかけ、沸騰したら火を止めしばらく置き、汚れを落とすのも効果的です。
詰まると危ないバーナーは竹串や歯ブラシを活用
ビルトインコンロをお手入れするうえで、直要なのがバーナーです。
バーナーやバーナーキャップは、詰まってしまうと不完全燃焼の原因になるので、定期的なお手入れがオススメです。
月に1回ほど、柔らかい布で、ササッと汚れを拭き取りましょう。バーナー穴の部分は、竹串を使ってお掃除できます。こびりついてしまった汚れは、柔らかめの歯ブラシなどでお手入れしましょう。