近年では電気代が高くなっていると言われており、家電の使い方を変えて節約しようと考えている方も増えているのではないでしょうか。
例えばテレビをよく視聴する家庭では、テレビの電気代がいくらか考える必要があります。
今回は、テレビの電気代の計算方法や目安について解説します。
テレビのサイズや種類ごとの電力消費量を比較したうえで、電気代を抑えるコツを紹介するので、参考にしてみてください。
テレビの電気代はどれくらいかかる?
経済産業省資源エネルギー庁が公表している「省エネ性能カタログ 2024年版 」によると、テレビの年間の電気代は700〜15,000円と幅が広いです。
テレビの電気代はさまざまな要素で決まるため、一概に目安を出すのは難しいでしょう。
計算方法を知っておけば、自宅で使用しているテレビの電気代を計算できます。
電気代の計算方法や、テレビの電気代に影響する要素を知っておきましょう。
電気代はどうやって決まる?
テレビの電気代は、以下の計算式で算出できます
「消費電力(W)÷1,000×使用時間(h)×電力量料金単価(円/kWh)」
消費電力は、製品の取扱説明書やメーカー公式サイトの機種やモデルのページに記載されています。
単位はWで示されているので、確認してみてください。
使用時間は、テレビの電源を入れている時間です。視聴時間が長ければ、その分電気代は高くなります。
電力量料金単価は、契約している電力会社やプランによって異なります。
契約中の電力会社の公式サイトや検針票などを確認し、電力量料金単価を確認してみてください。
なお、公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が公表している2022年7月22日以降の電力量料金単価は、31円/kWhです。
テレビの電気代に影響する要素
テレビの電気代は、テレビ画面のサイズや解像度、色彩表現などさまざまな要素で大きく変わります。
画面サイズが大きいテレビほど、消費電力が大きくなって電気代が高くなります。
また、画素数が多く解像度が高いテレビは消費電力が大きいため、近年人気がある4Kや8Kのテレビは電気代が高い傾向があります。
ほかに、発色が綺麗なテレビも消費電力が大きくなるので、高機能なモデルほど消費電力が高い傾向があると考えて良いでしょう。
音量の大きさや画面の明るさなど、テレビの使い方によっても電気代は変わります。
節約につながるテレビの使い方は後ほど詳しく紹介するため、参考にしてみてください。
テレビサイズや種類による電力消費量の比較

先述のとおり、テレビはサイズや種類によって電気代が異なります。
それは、電力消費量が異なるからです。
テレビのサイズや種類ごとに、電力消費量や電気代を比較してみましょう。
32型から60型まで、画面サイズ別に見る電力量の違い
テレビの画面サイズ別に電気代を確認すると、インチやV型が異なれば電気代は2倍以上変わることもある事実がわかります。
例えば、「消費電力(W)÷1,000×使用時間(h)×電力量料金単価(円/kWh)」の計算式で電力料金単価を31円/kWhとして、REGZAシリーズのテレビの消費電力と電気代を確認しましょう。
43V型が139Wで1時間あたり4.3円、50V型が140Wで4.34円、55V型が157Wで4.8円、
65V型が197Wで6.1円、75V型が250Wで7.75円、85V型が325Wで10.1円です。
43V型と85V型を比較すると、消費電力も電気代も2倍以上違うことがわかります。
液晶テレビと有機ELテレビの電気代
発光方式が異なる液晶テレビや有機ELテレビの電気代を比較すると、有機ELテレビのほうが高い傾向があります。
1.5倍ほど有機ELテレビの電気代が高くなりますが、有機ELテレビのほうが軽くて薄い、はっきり見えるなどのメリットがあるのも事実です。
電気代の高さと利便性を考慮し、選び方を決めると良いでしょう。
年式や解像度が与える影響:最大限コスパ良く使うには?
一般的に、年式が古いテレビよりも最新モデルのほうが省エネ性能は高いです。
そのため、年式が古いテレビのほうが実は電気代が高くなっていることがあります。
テレビをコスパ良く使いたいなら、年式が新しいものを選ぶのがおすすめです。
また、ハイビジョン、フルHD、4Kと解像度が高くなるにつれて消費電力や電気代が高くなる傾向があります。
求める画質の良さとテレビ本体の価格、電気代を比較したうえで、適切と思えるものを選ぶようにしてください。
テレビの電気代を抑えるテクニック
テレビの電気代を抑えるために、有効なテクニックがいくつかあります。
テレビの使い方を見直し、家計を圧迫する電気代を節約できるようにしてみてください。
①テレビを見ていない時は消す
テレビの電気代を抑えるための基本は、見ていないときに電源を消すことです。
テレビは電源が付いている間電力を消費するため、見ていないタイミングで電源をオフにすれば電気代の節約につなげられます。
視聴が終わったら、リモコンで電源をオフすることを習慣にしましょう。
ゲームでテレビを使用したときも、終わったら画面を消すようにしてください。
②テレビのコンセントを抜く
テレビを使用していないときは、本体の主電源をオフにしたりコンセントを抜いたりすることで待機電力を抑えられます。
待機電力は意外と大きく、抑えることで年間の電気代の節約が可能です。
ただし、主電源をオフにしたり電源プラグを抜いたりすると、番組表などの情報が自動ダウンロードできなくなる機種もあるため注意が必要です。
コンセントを抜いても問題ないかどうか、事前に取扱説明書で確認してください。
③テレビの省エネ機能を活用する
テレビの省エネ機能を活用すれば、電気代を抑えられる可能性があります。
特にテレビをついつけっぱなしにしてしまう方には、省エネ機能の活用がおすすめです。
省エネ機能は機種によって異なりますが、部屋の明るさや操作の有無によって消費電力を抑えられるよう調整する機能が多いです。
例えば明るさセンサーは、部屋の明るさに合わせて画面の明るさを自動調整してくれます。
画面の明るさが過剰にならないよう調整することで、消費電力を抑えて節電につなげます。
また、無信号自動オフ機能があれば、一定時間信号がない場合にテレビの電源を自動でオフできます。
一定時間操作がない場合に電源がオフになる無操作自動OFFという機能もあるので、
テレビを見ながら寝落ちしてしまう方も無理なく電気代を抑えられるでしょう。
④画面の明るさを調整する
テレビの電気代を節約したいなら、画面の明るさを調整してみてください。
テレビ画面が明るいほど、消費電力が大きくなります。
無理なく見える程度に明るさを落とすことで、電気代を抑えられるでしょう。
機種によっては、部屋の明るさに応じて適切な画面の明るさに自動調整してくれる機能を搭載していることがあります。
自分で明るさを調整するのが面倒だと感じる方は、明るさの自動調整ができるモデルを選んでみてください。
⑤こまめに画面を掃除する
意外な方法に思われるかもしれませんが、こまめに画面を掃除することでテレビの電気代を抑えることが可能です。
テレビ画面は、静電気でホコリを寄せつけやすいので意外とすぐに汚れます。
画面にホコリが付着すると綺麗な状態よりも暗く見えてしまうので、明るさを高く設定してしまい電気代の上昇につながります。
週に1回を目安として、乾いた柔らかい布でテレビ画面を掃除するようにしてください。
なお、安全のためにテレビの電源を切り、プラグを抜いてから掃除をしましょう。
⑥テレビを買い換える
テレビの電気代の高さが気になるなら、新しい製品に買い換えるのもおすすめです。
基本的に、電化製品は新しく発売されたもののほうが省エネ性能は高い傾向があり、それはテレビも例外ではありません。
年式が古いテレビを使っているなら、新しいモデルに買い換えるだけで電気代を抑えられる可能性が高いです。
買い換えの際にまとまった金額が必要ですが、長期的に見れば電気代の削減により出費を抑えられるでしょう。
電気代の節約につながるおすすめのテレビは後ほど紹介するため、商品選びの参考にしてください。
⑦電力会社を変更する
テレビの使い方を見直しても電気代が高いと感じる場合は、電力会社を変更することで負担が軽減する可能性があります。
電力の小売自由化により、電力会社を自由に選べるようになりました。
電力会社はさまざまなプランを提供しているため、比較検討し適切なものを選ぶことでひと月あたりの電気代が安くなることがあります。
例えば、世帯人数が多く電気をたくさん使う家庭は、電力量料金単価が安いプランを選ぶと電気代を抑えられます。
また、夜間は早めに就寝するためあまり電気を使わない家庭は、
夜間の電気代が高い代わりに日中の電気代を抑えられるプランを契約すると良いでしょう。
電気代の節約におすすめのテレビ

電気代の節約を考えているなら、省エネ性能が優れたテレビを購入するのがおすすめです。
比較的新しいモデルであれば、省エネ性能が高く電気代を抑えやすい傾向があります。
今古いテレビを使っている場合や、引越しをきっかけに新しいテレビを購入したいと考えている場合は、省エネ性能の高いテレビを検討してみてください。
以下の3つは特におすすめの製品なので、それぞれの特徴を紹介します。
TCL 43P79B [43V型 地上・BS・CSデジタル 4K内蔵 液晶テレビ]
![TCL 43P79B [43V型 地上・BS・CSデジタル 4K内蔵 液晶テレビ]](https://pics.xprice.co.jp/i/7679/0-4589449357679M.jpg)
TCL 55P61Bは、43V型の4Kテレビです。
画面が大きすぎると電気代の高さが気になるという方には、おすすめのサイズ感でしょう。
高画質処理により、美しいHDR映像を楽しめます。
豊富な動画配信サービスを利用でき、リモコンにボタンが配置されているので速やかにアクセスできるのも魅力です。
低遅延対応で、ゲームと接続して使うテレビを探している方にも向いています。
東芝 55M550M REGZA [55V型 地上・BS・110度CSデジタル 4Kチューナー内蔵 液晶テレビ]
![東芝 55M550M REGZA [55V型 地上・BS・110度CSデジタル 4Kチューナー内蔵 液晶テレビ]](https://pics.xprice.co.jp/i/2994/0-4580652112994M.jpg)
東芝 55X8900L REGZAは、4K液晶エントリーモデルの55V型テレビです。
映像を解析し、流れているシーンに合わせてバックライトや液晶パネルの階調を補正する技術を搭載しています。
適切な明るさをいつもキープできるので、明るすぎる設定にする必要がなく、無駄な電気代を抑えることが可能です。
画質や音質にも優れており、美しい映像をテレビ画面で見たい方も満足できるでしょう。
省エネ性能が高く、コンテンツを綺麗に楽しみたい方におすすめです。
SHARP 4T-C55EN1 AQUOS [55V型 地上・BS・110度CSデジタル 4Kチューナー内蔵 液晶テレビ]
![SHARP 4T-C55EN1 AQUOS [55V型 地上・BS・110度CSデジタル 4Kチューナー内蔵 液晶テレビ]](https://pics.xprice.co.jp/i/6608/0-4974019206608M.jpg)
SHARP 4T-C55EN1 AQUOSは、4K放送を存分に楽しめる4Kダブルチューナーが内蔵されたテレビです。
4K放送を視聴しながら、別の4K放送と地上・BS・CSデジタル放送の2番組を同時に録画できます。
損なわれやすい情報を復元してリアリティのある映像にしたり、明暗描写を最適化して暗すぎないようコントラストを調整したりする機能が搭載されているのもポイント。
映像が見づらいために明るさを上げすぎることがないため、適切な明るさで視聴でき電気代を抑えられます。
テレビの電気代を把握して、節約方法を実践しよう

テレビの電気代を把握して、節約方法を実践しよう
テレビの電気代は、サイズや画質などさまざまな要素で変わります。
電気代が高いと感じるときは、まずテレビの使い方を見直してみましょう。
見ていないときは電源を消す、画面パネルの掃除や明るさ調整を行うなどによって電気代を抑えることが可能です。
古い年式のテレビを使っている場合は、買い換えることで電気代を削減できる可能性があります。
省エネ性能の高いテレビの購入を検討してみてください。
