洗濯機の上ぶたなどを開けるとカビ臭かったり、洗濯物を干そうとするカビの臭いがする、これは洗濯機内部にある洗濯槽の汚れの可能性が高めです。
こちらの記事では洗濯槽や槽洗浄とは何か、掃除するタイミングや頻度、掃除するときに掛けるべき時間や槽洗浄に利用できるおすすめの洗剤など、解説していきますのでぜひ参考にしてください。
内側はきれいに見えても裏側は汚れがびっしり!洗濯機の槽洗浄って何?

一口に洗濯機といっても、縦型やドラム式、二層式などの種類がありますが、洗濯してきれいになったはずの衣類に嫌な臭いや黒い汚れが残っている、これは洗濯機内の洗濯槽で発生している黒カビが原因です。
黒カビが発生するメカニズムですが、洗濯で使用している合成洗剤の溶け残りや衣類などについている皮脂のたんぱく質の汚れ、これらが洗濯槽内にたまるとカビの栄養分になり増殖し、洗濯したときにこの黒カビが衣類に付着して嫌な臭いや黒い汚れが生じます。
縦型の全自動洗濯機であれば、洗濯に必要な洗い・すすぎ・脱水の3工程を全て自動で行う強い洗浄力があるため、頑固な汚れなどを洗濯する際に役立ちます。
また、乾燥機付きタイプの機種であれば乾燥まで行うことができるのですが、乾燥の効果はドラム式よりも弱いので使用していない人もいるでしょう。
しかし、乾燥機能を長期間使用せずにいると洗濯槽内に湿気がたまりやすくなりカビの発生の原因となります。
最低でも1週間に1度は槽乾燥機能を使い洗濯槽内を乾かすことがカビ予防に最適です。
洗濯槽は洗濯物を入れる装置の総称で、縦型の場合には下側にモーターがあり洗濯槽そのものを回転させ遠心力を使って洗濯や脱水などの処理を行います。
そのため、洗濯機の本体と洗濯槽の間には隙間が空いているので湿気がたまりやすい環境となっています。
縦型タイプの洗濯機を真上から見ると、洗濯槽と本体に隙間があることが確認できますが、内部はきれいな状態になっていてもその外側部分には黒カビが大量発生しているなどのケースもあり、これが原因で洗濯物に嫌な臭いや黒い汚れが付着してしまうことになります。
洗濯機の槽洗浄をするタイミングと頻度を知りカビ防止

洗濯を行う頻度は家庭により様々ですが、運転の頻度が少ない場合はそんなに汚れていないのではないか。
このように考える人も多いのではないでしょうか。
しかし、毎日洗濯機を使う家庭よりも、1週間に2~3回程度しか洗濯機を使わない方がカビの発生率が高くなるといわれています。
また、毎日大量の洗濯物を洗う場合もカビは発生することになりますので、利用頻度とカビの発生は関係がないといえるでしょう。
さらに、購入して5年以内の洗濯機と10年以上使用している洗濯機はカビそのものの検出率は変わらないなど、新しく購入したものでも数か月も使っていればカビや汚れなどが蓄積されている可能性があります。
洗濯槽の理想的な掃除頻度は1か月に1度が推奨とされていますが、毎月掃除するのが難しい場合は>最低でも2か月に1度は槽洗浄を行うことをおすすめします。
基本的に、洗濯槽の裏側(外側)は目に見えない部分などからも掃除そのものを後回しにしがちですが、洗った衣類が臭いなどカビを発生させないためには定期的な槽洗浄が大切です。
なお、洗濯槽の汚れは見ただけでは分かりにくいのですが、洗濯物の臭いが気になるときや茶色や黒色のカスのようなものが付いているときは要注意です。
臭いおよびカスなどの正体は洗濯槽の裏側で発生した黒カビや雑菌、これらはアレルギー性皮膚炎の原因になるともいわれているので小さなお子さんがいる家庭などでは注意しなければなりません。
ちなみに、槽洗浄を行うときには毎月1日などのように一定の日付を決めておくのもおすすめです。
このようにすれば、前回いつ槽洗浄を行ったのか忘れても安心に繋がります。
洗濯機の槽洗浄にかけるべき時間

月に1度の割合で槽洗浄を行い洗濯槽など洗濯機内部の手入れを行う、これは洗濯した衣類の臭いやカスなどの汚れ防止に効果的であると同時に、黒カビや雑菌などの繁殖を阻止する効果に繋げることができます。
槽洗浄はドラム式や縦型など洗濯機に洗濯槽がある製品には必須のお掃除、塩素系やクリーナー、塩素系漂白剤や酸素系、ハイターや重曹など、洗濯機の槽洗浄に使用できる商品を使ってきれいにお掃除しましょう。
ところで、槽洗浄はどのように行うのか良く分からない人も多いのではないでしょうか。
また、やり方をしっていても槽洗浄する時間がどのくらいが適切なのか知らない人も多いでしょう。
最近の洗濯機には槽洗浄コースと呼ぶメニューが付いていて、この機能を使えば比較的簡単にお掃除することができます。
ただ、槽洗浄コースをスタートさせると中々終了しない、途中で洗濯機が停止して動かない状態になり故障したのではないか、このように考えてしまう人もいるようです。
基本的に、洗濯機メーカーの大半が槽洗浄コースは11時間以上必要になりますし、その時間内は大半の場合停止状態になるので故障したわけではありません。
ここで一つの疑問を持つ人も多いかと思われますが、停止しているのになぜ掃除効果があるのだろうか、といった点です。
停止状態になっている時間は洗濯槽のつけおき中となっているためです。
洗濯槽全体を40~50℃のお湯で浸からせ、こびりついている頑固な汚れを浮き上がらせている状態のため停止しているのです。
なお、槽洗浄を行うときには夜間にスタートする方法と朝洗濯を終えた後に始める方法がありますが、稼働中は停止状態になるので夜間に行っても音などの心配も要りません。
目的別にご紹介!槽洗浄に使えるおすすめの洗剤
洗濯槽の掃除をするといってもあまり時間を掛けたくない、仕事や家事・育児など毎日忙しくしている人などは洗濯槽クリーナーがおすすめです。
洗濯槽クリーナーは、ドラッグストアなどのお店も販売していて税込価格で200円~600円程度の金額で買うことができます。
洗濯槽クリーナーには酸素系と塩素系の2つの種類があります。

酸素系は、手肌に優しく衣類へのダメージが少ない、臭いが少ないなどの特徴がありますが、時間や手間がかかるなどのデメリットを持ちます。
肌に優しいメリットは、小さなお子さんがいる家庭でも安心して利用できるのでおすすめですし、酸素系クリーナーは洗濯槽にこびりついているカビなどの汚れが剝がれ落ちるためそのゴミを何度か取り除くなどの手間が必要です。
仮に、このゴミをそのまま流すと排水口などのつまりの原因になるので根気よく取り除くことが大切です。
ちなみに、酸素系タイプの槽洗浄剤はドラム式や二層式などの洗濯機に対応していないタイプもあるので購入前に必ず確認しておきましょう。

塩素系は、強い殺菌力と手軽に使えるなどのメリット、臭いが少しきつめで肌への刺激が強いデメリットがあります。
殺菌力が非常に強いのでカビを分解して取り除くことができますし、洗濯槽に入れて洗濯槽洗浄コースのボタンを押すだけで済む、忙しい主婦にも手軽に使えるメリットもあります。
税込価格で200~600円、経済的なお値段も魅力的です。
塩素系漂白剤は漂白剤の一種で、他にも酸素系漂白剤もあります。
塩素系漂白剤と酸素系漂白剤は成分が異なるもので、酸素系や塩素系タイプのクリーナーに漂白剤が配合されたもの、税込価格で550円前後で購入できるので、こちらも経済的といえましょう。
洗濯槽クリーナー 一覧
洗濯した衣類に嫌な臭いが有ったら要注意!

洗濯槽は洗濯機内部の回転する部分、その中に衣類などを入れて洗濯するための機械です。
内部はきれいに見えていても、洗濯槽の外側は湿気などの影響でカビおよび雑菌が繁殖しやすい環境になりがちです。
洗濯した衣類に嫌な臭いや黒もしくは茶色のカスが付いている場合は、槽洗浄を行い、カビなどを撃退しましょう。
槽洗浄は洗濯機の機能の一つで、10時間程度かかりますので機能を使うときには洗濯を終えてからスイッチを入れるのがおすすめです。

