冬の寒さ対策には、暖房器具が欠かせません。
電気代や燃料費が高騰している今、エアコンやヒーターなどに代わる暖房器具として、電気毛布が注目されています。
電気毛布には掛け・敷き・兼用タイプの3種類があり、機能や使い方に応じて選ぶことが大切です。
この記事では、電気毛布の選び方や長持ちさせる使い方について解説します。
おすすめの商品も紹介しますので、今年の冬は電気毛布で寒さ対策をしてみてはいかがでしょうか。
機能で選ぶ!注目すべき最新技術と機能性

技術が発達し、近年は様々な機能を持つ電気毛布が登場しています。
ここでは、各機能の重要性や電気代の節約ポイント、タイプごとの使い方について解説します。
ダニ退治・抗菌・消臭機能の重要性
電気毛布を選ぶ際は、どういった機能があるかに注目してみましょう。
<ダニ退治>
電気毛布はダニが生息しやすい環境となっているため、衛生面を気にする方も多いのではないでしょうか。そこで注目したいのが、ダニ退治機能です。
温度を50度以上まで上げられるモデルであれば、ダニ退治に適しています。
なお、ダニの死骸をそのままにしておくと、アレルギーや別のダニを呼び寄せてしまう原因となります。
ダニ退治が終わったら、布団クリーナーや掃除機などを使って死骸を吸い取っておきましょう。
<抗菌・消臭>
抗菌・消臭機能が付いていれば、長時間使用しても細菌・雑菌が繁殖しにくく、嫌なにおいの発生を防ぎます。部屋を清潔に保ちたい方やペットと一緒に暮らしている方には、特におすすめの機能です。
<温度調節>
使用者の体温や室温に合わせて自動的に温度を調節する機能です。長時間使用し続けていると体感温度が変化して暑く感じ、電源をオフにする方も多いでしょう。
しかし、すぐにまた冷えてきてしまい、電源をオンにするという動作を繰り返しがちです。
温度調節機能があれば、こうした手間を省けます。
寒がりの方から暑がりの方まで、一人ひとりに合わせた快適な温度をキープしやすいでしょう。
<タイマー>
電気毛布は便利な一方で、長時間つけっぱなしにしていると、肌の乾燥や脱水症状が懸念されます。そのようなときにあると便利なのが、タイマー機能です。
設定した時間に自動で電源がオフになりますので、電力の使いすぎを防げます。
また、低温やけどやスイッチの消し忘れによる事故などを減らせるという点でも安心です。
<電磁波カット>
高レベルの電磁波は、神経や筋肉を刺激して体調不良を引き起こすといわれています。基本的に電気毛布は人体に影響をおよぼすほどの電磁波を発することはありませんが、心配であれば、電磁波カット機能がついた製品を選ぶといいでしょう。
省エネ設計と電気代の節約ポイント
電気毛布の消費電力は、30~70Wが一般的な目安であり、ほかの暖房器具と比較すると電気代を抑えやすいといえます。
省エネ設計のモデルであれば、電気代を節約しながら快適に使えて経済的です。
そのほかにも、電気代を節約するポイントがいくつかあります。
たとえば、素材については、フランネルやコットンなどがおすすめです。
これらの素材は保温性や吸湿性が高く、身体を効率的に温められます。
次に注目したいのが、機能です。
温度調節機能やタイマー機能が付いたモデルであれば、無駄な電力消費を抑えられるでしょう。
敷き毛布・掛け毛布・兼用タイプで広がる使い方
電気毛布には、大きく分けて敷きタイプ・掛けタイプ・兼用タイプの3種類あります。
それぞれの特徴を押さえておくと、より使い方の幅が広がるでしょう。
<敷きタイプ>
敷きタイプは、身体の下や寝具の下に敷いて使用します。就寝前にスイッチを入れておけば、布団が温かい状態で眠れて快適です。
また、フローリングの上で敷けば、ホットカーペットの代わりとして使えます。
ただし、寝汗を吸い取るため、汚れが目立ちやすい点に注意が必要です。
購入前に、洗濯機で丸洗いできるかどうかをチェックしておきましょう。
敷きタイプ はこちら
<掛けタイプ>
掛けタイプは、身体の上から掛けて使用します。小サイズから大サイズまで、大きさのバリエーションが豊富なのが特徴です。
ブランケットやひざ掛けとしても代用可能で、リラックスタイムやリモートワーク中に気軽に使えます。
小サイズなら、持ち運びや収納も楽ちんです。
<兼用タイプ>
兼用タイプは、1枚で「敷き」と「掛け」の両方の役割を果たします。普段はひざ掛けとして使用し、就寝時に寝具の下に敷いて温めるといった使い方がおすすめです。
どの電気毛布を選ぶべきか迷ったら、兼用タイプのモデルを購入しておくと失敗が少ないでしょう。
兼用タイプ はこちら
電気毛布を長持ちさせる使い方とお手入れのコツ

電気毛布を長持ちさせるには、使い方やお手入れ方法にコツが必要です。
ここではその方法を紹介しますので、できるところから実践してみてください。
洗濯前に必ず確認!丸洗いOKか素材別の取り扱い方法
電気毛布は、丸洗いできるタイプが便利でおすすめです。
「丸洗いOK」や「コントローラー着脱式」といった記載があるか、洗濯前に必ず確認しましょう。
電気毛布は、手洗いするのが基本です。
40度以下のぬるま湯に洗剤を溶かし、もみ洗いやねじり洗いはせず、やさしく押し洗いします。
大きめサイズの電気毛布を手洗いするときは、浴槽の中で作業すると楽です。
洗濯機を使用する場合は、「毛布コース」や「手洗いコース」、「おうちクリーニング」などのモードを選びましょう。
素材ごとに取り扱い方法が異なりますので、詳しくは製品の洗濯表示を確認してください。
洗剤については、液体の中性洗剤かおしゃれ着用洗剤がおすすめです。
粉末洗剤や漂白剤は素材や発熱線を傷める恐れがありますので、避けてください。
柔軟剤は静電気の防止に役立ちますが、香りが強くなりすぎないように少量に留めるといいでしょう。
収納時の注意点で寿命を延ばす
収納時の保管方法に少し注意するだけでも寿命を延ばせます。
特に重要なのは、以下の4点です。
- ・洗濯またはクリーニングを済ませる
- ・ダニ対策を徹底する
- ・保管は湿気の少ない場所で
- ・防虫剤はなるべく使用しない
保管前に洗濯やクリーニングを済ませ、汚れを取っておきましょう。
電気毛布をそのまましまうとダニが発生しやすいため、適切なダニ対策を実施した上で、湿気の少ない場所に保管するのがベターです。
なお、長期間保管する際に防虫剤を使用したほうがいいのではと考える方もいるでしょう。
しかしながら、電気毛布に関してはヒーター部分やコントローラーを傷めるリスクがありますので、防虫剤の使用はなるべく避けてください。
使用中の安全対策と消耗を防ぐ工夫
電気毛布は、使用方法を誤ると思わぬ事故につながる恐れがあります。
安全対策としては、設定温度を上げすぎないことや製品を丁寧に取り扱うことなどが挙げられるでしょう。
設定温度が高すぎると低温やけどや脱水症状などの恐れがありますし、電気毛布を雑に扱うとヒーター線がよじれ、故障や火災の原因となります。
メーカーが推奨する使用方法を正しく守ることで、電気毛布の消耗を防げるでしょう。
当店おすすめの電気毛布ランキング!

電気毛布は多数のメーカーから様々なモデルが販売されており、それぞれ特徴が異なります。
ここでは、当店の人気ランキングから人気の機能や価格帯、デザインなどを確認しましょう。
売れ筋商品の一覧
まとめ

敷きタイプ・掛けタイプ・兼用タイプなど様々な種類があり、多彩な機能が搭載されています。
丸洗いできるモデルであれば、衛生面でも安心です。
エアコンやヒーターよりも経済的で扱いやすいため、今年の冬は電気毛布を取り入れてみてはいかがでしょうか。