テレビが壊れて見られなくなるのはとても不便で不安になりますよね。
すべての家電と同じくテレビにも寿命があります。
正しい使い方をしていても壊れる時期が来ますが、実は壊れる前にテレビに不具合のような前兆があります。
ここでは、テレビの寿命が来る前に起こる前兆を3つ紹介します。
また、買い替えする際におすすめのテレビ4選も紹介していますので、参考にしてみてください。
テレビが壊れる前兆

テレビが壊れる前に起こる前兆は大きく分けて3つあります。
- 画面
- 音
- 臭い
1つ目は、液晶のバックライトなどの不具合の症状です。
画面は点いているのに暗い場合、バックライトや自発光の電力の劣化により、明るさが落ちてしまっていることが原因です。
なんとなく画面が暗くて見づらい、彩度や明るさを変えても変化がない、と感じた場合寿命が近づいていると考えられます。
また、画面に線が入ったり色調の異常を感じた場合、ものをぶつけた衝撃によってLED電球が割れたり、壊れるなどをして起こることがあります。
そういった経緯が無い場合は寿命の可能性が高いため、テレビが壊れる前兆になります。
2つ目は、画面は通常通り映っているのに音声がおかしいという問題です。
突然音が小さくなったり大きくなったり、あるいは突然音が出なくなる現象も起こります。
音量だけでなく、ノイズが入ることでも気づけます。
電源を切ったりコンセントを抜いて差しなおすと直ったりする場合もありますが、寿命だとテレビ本体の回路に問題が起こっていたり、基盤が劣化して正しく電気が伝導していないため、この現象は断続的に起こります。
3つ目に、焦げ臭いなどの臭いの異常です。
内部の回路で電圧がかかり過ぎるなど不具合が起こっている可能性があります。
これはかなり緊急性の高い故障で、高温になりすぎて内部から出火した結果焦げているため焦げ臭くなってしまいます。
また、テレビの音とは異なる異音が発生することもあります。
そのままテレビをつけていると、最悪の場合発火するケースもあります。
この前兆が見られた場合、テレビが壊れるのを待つのではなく、自分で修理しようとせずすぐさまテレビの使用を中止して買い替えを検討しましょう。
テレビに異変が起こった時の対処法

テレビが壊れる前兆を紹介しましたが、実際にテレビに異変やおかしな症状が起こっても、絶対に故障するとは言えません。
そのため、いったん自分でできる範囲内の異常の確認をすることで、本当にテレビが壊れる前兆なのか、一時的な不具合なのかの判断することが出来ます。
一時的な不具合であれば修理も可能です。
ただし、まず最初は自宅に保管してあるテレビの取扱説明書をよく読み、故障について記載されているページを確認して対処をしましょう。
画面が映らなかったり音声が出なかったりする場合、多くのテレビではいったんテレビ本体の電源を切り、コンセントを抜いて数分待ってから、コンセントを差し電源を入れ直す手順を推奨しています。
これは、コンセントを一度抜くことで電気制御をいったんリセットする目的と、コンセントを差し直すことでしっかりとプラグを繋げる目的があります。
次に、配線の確認をしましょう。
ゲームやブルーレイディスクなど、新たな機器を接続した場合、本来の位置にケーブルが刺さっていなかったり、ケーブルがうまく刺さっておらずテレビが点いたり消えたりする不具合やノイズが起こることがあります。
音声の問題の場合、単純にスピーカーが故障しているだけのケースがあります。
その場合は、修理に出すことを検討しましょう。
ほかのスピーカーに交換してみて音が出るか確認してみましょう。
また、スピーカーの近くに他の電化製品があると、互いに干渉しあって雑音が入ることがありますので、電化製品同士を離してみると良いでしょう。
テレビを長く使うためのポイント

テレビを長持ちさせるためには、日ごろからお手入れをしたり、衝撃を与えないようにすることが大切です。
テレビを長期的に使用するためには、定期的な掃除が必要です。
掃除をする目的として、ほこりの侵入を防ぐことが挙げられます。
テレビ本体の裏側には、スピーカーやケーブルなどの穴がいくつも空いており、さらに内部の熱を外に出す排熱用の穴もあります。
これらにほこりが入ると、ケーブルの接続が悪くなって不具合が起きがちになりますし、排熱処理がうまくいかず内部の基盤や液晶、バックライトが劣化しやすくなります。
また、内部にまでほこりが入ってしまうと、基盤の精密部品の働きに異常を生じさせ、故障の原因となってしまいます。
直射日光もテレビの故障原因のひとつですので、太陽の光と熱が直接テレビに当たらないようにしましょう。
直射日光と同様に、高温多湿であることも内部の機器に不具合を生じさせます。
風呂場や洗い場の近くは湯気が当たりやすいですし、温度変化が頻繁に起こる場所なので、そのような場所にテレビを設置するのは避けるのがベストです。
ほこりがたまりやすく、直射日光が当たり、湿気がこもりやすい場所と言えば窓の近くです。
冬は結露でテレビ自体に水滴がついてしまう可能性もあります。
家の中でもできるだけ故障のリスクが低いところに設置して、こまめにやさしく布でほこりをふきとる習慣を作ることが大切です。
また、テレビのつけっぱなしは単純に使用時間が長くなることで劣化しやすくなります。
液晶のLEDは耐久年数が長いとはいえ出力も大きくなるため、テレビを見ていない場合はこまめに電源を消しましょう。
テレビが壊れた時に検討したいおすすめのテレビ4選
テレビに不具合が起こって、実際に買い替えとなったとき、どのテレビを購入したらよいか迷ってしまう方も多いでしょう。
ここでは、種類別におすすめテレビ4選をまとめました。
MAXZEN J24CHS06

ハイビジョン液晶テレビは、MAXZENの液晶テレビJ24CHS06がおすすめです。
24インチのコンパクトな液晶テレビで、地上デジタル・BS・CSチューナー搭載で、外付けHDDにも対応しています。
テレビ番組を簡単に録画できるのがメリットです。
テレビに必要な基本性能や、必要な機能のみのシンプル設計で使いやすくおすすめのテレビになります。
東芝 REGZA 40V34

フルハイビジョン液晶テレビは、REGZAの40V34がおすすめです。
ネット動画視聴機能を大幅に強化した液晶テレビで、インターネット動画を高画質映像で楽しめます。
NetflixやYouTubeなど全13のネット動画配信サービスを「ダイレクトボタン」で簡単に選択できます。
おすすめ録画ができるのも便利です。
SONY BRAVIA XRJ-55X90J

4K液晶テレビは、BRAVIAのXRJ-55X90Jがおすすめです。
認知特性プロセッサー「XR」搭載の4K液晶テレビです。
映像がより明るく美しく再現されています。
「Google TV」機能を備えているので、ネット動画の視聴も楽ちんです。
「Google アシスタント」が使えるので、音声で検索や選択ができるのも良いで畝。
東芝 REGZA 55X8900L

4K有機ELテレビは、REGZAの55X8900Lがおすすめです。
高画質と快適な操作性を兼ね備えた「レグザエンジンZRII」を搭載した4K有機ELテレビです。
4K放送やネット動画も高解像度で楽しめるのがメリットです。
「美肌フェイストーンZRII」により、自然な質感の人肌が再現できています。
パワフルなサウンドを体感できる「重低音立体音響システムXP」を搭載されており、光も音を楽しむことが出来るテレビと言えます。
まとめ

テレビは耐久年数が長い電化製品ですが、時期が来ると故障します。
テレビに異常が発生するなどの壊れる前兆の症状に気づいたら、自分で一度確認してみて、状況によっては買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。
ただテレビはそれほど安価なものではないので、できるだけ長持ちさせるように、日ごろからお手入れをして大切に扱いましょう。
もし寿命だということで買い替えることになった場合は、今回ご紹介した商品を参考にしてみてください。